written by Rui from tatara

プロフィール カナダ(バンクーバー)時代

Rui.tatara
2019年8月16日

カナダ – バンクーバー時代

バンクーバーに着いてからというもの、トロントでの大失敗を糧に、躍進しまくります。
とにかく、出会いを大切に!をモットーに、色々な国の人と知り合って、色々な話をしました。
本当に楽しく、毎日充実していました。

現地に着いて、まず、現地にセブ時代に知り合った大好きな友達がいたので、彼に会いに行きました。そして、彼が当時働いていたパブで口を利いてくれて、到着の翌日に面接を受けることに。

無事に採用が決まり、その週末から働き始めることが決まりましたが、繁忙期でないためシフトにあまり入れないとのことだったので、掛け持ちをするためにタイレストランでもバイトを開始。

どちらもチップ混みで時給換算をすると15カナダドルくらいもらえていたので、トロントで経験したような極貧生活はせずに済みました。

そして、さらに新しく始めたアルバイトで、多くのことを経験することになります。

それがラーメン屋「ラーメン 陣家」
(英語表記は RAMEN RESTAURANT JINYA )

求人サイトを眺めていた時に新規オープン店として見つけたのがきっかけです。

「ラーメン屋でバイトすれば、まかないでタダラーメンにありつけるかもしれない・・・ゴクリ」

と安易すぎる考えで応募しましたが、研修を受けに店舗に行ってみてビックリ。

そこはバンクーバーの街の中でも有数の巨大ビルの一角にあり、フルリノベーションでピッカピカ、一見しただけでは高級レストランにしか見えないラーメン屋w

それもそのはず、RAMEN RESTAURANT JINYAはロサンゼルスを中心に40店舗近く展開する有名チェーンだったのです。

すごいのは決して見た目だけではなくて、

  • 一番安いラーメンでも1000円近くする高級志向
  • スープだけで3種類の取り扱いがあり
  • サイドメニューも豊富
  • アルコールの種類もたくさん
  • バースペースにはバーテンダーもいるという徹底ぶり
  • 海外で初めてハイボールサーバーを設置した店舗としてヤフーニュースに掲載されたことも

普通のラーメン屋かと思って行くと本当にびっくりします。
そしていざ研修がスタート。

なんと、飲食の経験があったのと、幸運にも他の同期スタッフよりも英語ができたことで、セクションのリーダーに任命されます。

ちなみに、スタッフの従業員の大半は日本人と予想していたのですが、実際は半数以上がカナディアンを中心とした現地在住のメンバー。

仕込み工程の監修、在庫管理、品質管理、食材から備品にいたるまでの発注、新人の教育など、業務のほぼすべてを英語でこなしました。

トロントでもかなり英語は伸ばしましたが、陣家の仕事でかなりブラッシュアップすることができました。

とにかく俺はこの陣家のみんなが大好きで、直属の上司も、マネージャーも、ホールでキラキラしつつスマートに働くサーバーたちも、みんな尊敬していました。

ちなみに、当初の目論見であるまかないのラーメンは、タダじゃなかったwwwww
それでも半額だったので、毎度本当においしくいただきました。

仕事の後は基本的に図書館で勉強。
17時か18時まで働いて、歩いて2,3分の距離にある有名なバンクーバー図書館でお腹が空くまで勉強。

帰国したあと観たアメリカのドラマ「フリンジ」で、パラレルワールド側のFBAの本部がこのバンクーバー図書館で、懐かしくて恋しくて涙が出ました笑

仕事・勉強だけではなく、プライベートもかなり充実させることができました。
ホームパーティが一般的なカナダでは、毎週のように誰かの家でパーティがあります。

仕事ではビジネスで使う英語、プライベートでは日常会話やスラングといった具合に、バランスよく学習できました。
ついぞ金髪美人の彼女はゲットできませんでしたが、仕事・勉強・プライベートのバランスが完璧だったなと、今でも思います。

そしてついに、帰国の時が来てしまいます。

自分のこと